天理図書館
蔵書数約150万冊の やまとのふみくら

蔵書検索
< 戻る
ホーム ホーム  >  蔵書 >  特別文庫について >  所蔵近世文書一覧(冊子目録未所収分) > 所蔵近世文書一覧(詳細)

所蔵近世文書一覧(詳細)

100-0 大和国古紙幣

作成者名称
作成者の歴史
史料の内容と構造『ビブリア』101号「天理図書館蔵大和国古紙幣目録(稿)」参照

100-2 大和国全般文書2

作成者名称
作成者の歴史
史料の内容と構造伝来のまとまりを存しないものや1点単位で収蔵されたものなどを収めた。村井古道自筆本、写本を含む。

110-2 添上郡中村家諸願諸届控文書

作成者名称
作成者の歴史
史料の内容と構造訴訟文書の案文・控をまとめた文書群。春日社・興福寺領の町村に関する文書が多い。

116-5 奈良町対山楼文書

作成者名称対山楼(角屋半七、角谷定七、角定、かどや)
作成者の歴史嘉永6(1853)に角屋半七、明治初年から明治30年代にかけて角谷定七の名が見える。明治20年代以降、対山楼名の文書が多い。
史料の内容と構造明治期奈良の代表的な旅館の一つとして知られる対山楼の宿泊帳簿等を中心とした文書群。対山楼は当時の著名人が多く宿泊している。明治大正期の宿帳等帳簿類が主なものであるが、幕末期の宿屋営業関係文書も少数残存している。

116-6 奈良町高木又兵衛関係文書

作成者名称高木又兵衛
作成者の歴史奈良町の上町代役を代々世襲。
史料の内容と構造

124-1 添下郡水木家コレクション

作成者名称水木家(水木要太郎、水木直箭)
作成者の歴史水木要太郎(1865-1938)
明治23(1890)、奈良県尋常師範学校教員心得。
明治42(1909)、奈良女子高等師範学校教授。
史料の内容と構造この史料群は奈良県大和郡山市に在住した水木要太郎が中心となって収集したコレクション文書の一部であり、天理図書館に所蔵するもののうち近世史料に関わる部分である。内容は寺社関係文書、絵図、書籍(版本・写本)、パンフレットなど多岐にわたる。南都寺社関係の近世史料が多く含まれており、特に興福寺喜多院(本院)関係の史料が豊富である。また、水木要太郎及び次男直箭が書写した史料も含まれている。水木要太郎のフィールドノートとして名高い「大福帳」308冊が貴重である。この史料群と同一出所の、古代中世文書を含む大量の資料が国立歴史民俗博物館に所蔵されている。

124-7 添下郡郡山町永原家文書

作成者名称永原八右衛門伯綱(鴈行)、永原八右衛門、近江屋上野新右衛門(在大津)等
作成者の歴史
史料の内容と構造郡山町永原家文書を中心にした史料群。箱02には大津近江屋上野新右衛門家に関する史料が混在するが、永原家との関係は不明。本来は出所を異にしていた可能性がある。

131-7 山辺郡永原村嶋田家文書

作成者名称嶋田家(助右衛門、新七、新右衛門ほか)
作成者の歴史江戸中期から後期の嶋田家は永原村年寄、庄屋を勤めた。この史料群からは助右衛門が明和6年に年寄、新七が文化12年から文政の初めまで庄屋を、次の代の新七は天保3年に年寄、天保12年から嘉永頃まで庄屋を勤めたことが知られる。
史料の内容と構造本史料群は永原村嶋田家に蓄積された文書である。史料の内容は、年貢免状・皆済目録、村落間の廻状など江戸中期から後期にかけての永原村村政関係文書、内山永久寺との連絡書簡、家政文書などからなる。

134-10 山辺郡無山村多山家文書

作成者名称多山家(吉郎兵衛、吉之丞、吉雄)
作成者の歴史多山吉之丞は藤堂藩無足人に取り立てられている。上山田村、多田村などの庄屋を兼帯した。
史料の内容と構造

(152-4) 山辺郡中之庄村松井家文書(式下郡伴堂村文書所収分)

作成者名称中之庄村松井家(勇蔵、勇逸)
作成者の歴史
史料の内容と構造文書群の概要は式下郡伴堂村文書概要(史料群番号152-4)を参照。

136-3 山辺郡庄屋敷村足達家文書

作成者名称足達家(源右衛門、源左衛門、源右衛門貞秀、源四郎)、足達家(重右衛門)
作成者の歴史足達家は代々藤堂藩無足人に取り立てられている。
史料の内容と構造天正期の水利文書や江戸初期の年貢免状がある。無足人関係としては、明和6年古市組「無足人改帳」、寛政11年庄屋敷組「無足人改帳」、同年の庄屋敷組「大庄屋附諸書物引渡目録」、また「諸道具改帳」など無足人の役儀書類や、加茂組梶田順蔵はじめ城和領無足人との交流を示す文書がある。

147-6 式上郡備後村玉井家文書

作成者名称釜屋儀兵衛、清次郎、玉井清七郎
作成者の歴史
史料の内容と構造文書群全体にわたって山辺郡中之庄村松井家文書が混在している。伴堂村文書と中之庄村松井家文書との関係は不明。本来は出所を異にしていた可能性がある。

152-4 式下郡伴堂村文書

作成者名称伴堂村南畑西川家(平兵衛、平治、平忠)、中之庄村松井家(勇蔵、勇逸)
作成者の歴史
史料の内容と構造文書群全体にわたって山辺郡中之庄村松井家文書が混在している。伴堂村文書と中之庄村松井家文書との関係は不明。本来は出所を異にしていた可能性がある。

163-12 高市郡越村服部家文書

作成者名称服部家(平兵衛、正監、宗賢、宗侃、房蔵、いよ、ちか、ほか)、服部養純、服部甚兵衛ほか。
作成者の歴史越村で医師を業とした服部家の代々、服部平兵衛(宗園・宗円)、正監(将監)、宗賢(宗賢時寿)、宗侃(宗賢時亮)の4代を中心とする文書。特に、服部宗賢時寿は文化期に高取藩医として活躍し、江戸でも名医として知られていた。文政3年の宗賢没後に、その子宗侃が家督を継いで宗賢時亮と称した。
史料の内容と構造主に高取藩医服部宗賢・宗侃父子によって蓄積されたものが中心となっている。年貢関係や土地売買関係では先代、先々代のものも含まれ、さらに明治にいたる当家文書よりなる。
本史料群は『天理図書館近世文書目録』第二所収、越村服部家医官文書(史料群番号163-2)と一連のもの。

187-1 宇智郡今井村平井家文書

作成者名称平井家(為右衛門昌信、平井弥太郎昌勝、平井為三郎昌光ほか)、一瓢庵平井半酔
作成者の歴史半酔は「今井社」他の俳諧結社にて活動した。
史料の内容と構造文書群全体にわたって山辺郡中之庄村松井家文書が混在している。伴堂村文書と中之庄村松井家文書との関係は不明。本来は出所を異にしていた可能性がある。

191-1 吉野郡新住村国樹家文書

作成者名称国樹家(鈴屋平四郎、鈴屋平治郎、平治郎、平次郎)
作成者の歴史江戸中期に鈴屋平四郎、明治期に国樹平次郎(明治5、6年、戸長。7年副戸長)の名が見える。
史料の内容と構造江戸中期の新住村平四郎宛の山林、田地売買証文が多い。明治初年に戸長となる国樹平次郎関係文書。

191-4 吉野郡大淀町地区散在文書

作成者名称
作成者の歴史
史料の内容と構造明治10年代の池田郷開産金関係、明治23年大淀町各大字の地籍帳、明治中期の各大字略地図などが主要なもの。

191-6 吉野郡越部村吉條家文書

作成者名称越部村吉條家(茂右衛門、久右衛門、久米太、粂徳)ほか。
作成者の歴史吉條粂徳(明治22年、大淀村初代村長)
史料の内容と構造現在の大淀町域にある越部村は、伊勢街道沿いに位置し、もとは紀州藩領に属した。吉條家は、脇本陣をつとめた家柄で、「麹屋」の屋号をもつ。地主・山林家で酒造業や紙問屋などを営んでおり、その内容は山林・田地売買証文、割付免状、年貢勘定帳など多岐にわたる。

191-9 吉野郡赤倉鉱山下市出張所文書

作成者名称阪井半三郎
作成者の歴史
史料の内容と構造下市町阪井家に伝来した赤倉鉱山文書。阪井半三郎は上北山村赤倉鉱山の下市出張所として、鉱山詰所より注文を受けて、物品買い付け・送付や、鉱山関係者への金錢の支払いを行っている。西吉野村唐戸の美濃鉱山の史料も少し含まれる。

191-10 吉野郡小路村梅本家文書

作成者名称
作成者の歴史
史料の内容と構造摂津国堺の梅本家名代柏屋(松江家)関連文書を含む。

191-11 吉野郡新住村国樹家文書2

作成者名称平四郎、平次郎、平四郎(国樹家)
作成者の歴史
史料の内容と構造吉野郡新住村国樹家文書(史料群番号191-1)と同出所。

192-1 吉野郡吉野山文書2

作成者名称吉野山戸長役場、大字吉野山区長ほか
作成者の歴史
史料の内容と構造

192-2 吉野郡国栖郷散在文書

作成者名称宮瀧村外七ケ村戸長役場、国樔村役場ほか
作成者の歴史
史料の内容と構造

192-4 吉野郡丹治村谷村家文書

作成者名称丹治村谷村家(善兵衛、善太郎、繁太郎)
作成者の歴史谷村善太郎(明治9年、年番什長。明治10、11年、総代。明治15年、戸長。明治26、27、34年、区長)
史料の内容と構造明治期の谷村善太郎関係文書が中心。明治10年代の年番什長、池田郷惣代、明治20、30年代の区長関係の文書がある。江戸期のものとしては延宝七年の丹治村検地帳の写し、江戸後期から幕末にかけての山林田地譲状がある。明治後期からの醤油店等の営業文書を含む。

192-6 吉野郡竜門西谷村小泉家文書

作成者名称小泉家(西谷区長小泉治平ほか)
作成者の歴史
史料の内容と構造

192-8 吉野郡窪垣内村南家文書

作成者名称南家(茂右衛門、新右衛門、弥七、清左衛門、清作ほか)
作成者の歴史
史料の内容と構造村関係としては、天保・弘化頃に窪垣内村庄屋であった新右衛門の文書があり、それ以前に茂右衛門が新子村に出作していたため新子村の史料も少量残っている。史料群の中心部分は嘉永・安政期を中心とした南弥七の国栖紙仲買商文書である。その内容としては、南弥七と京都大和紙売捌所との紙売買関係文書や大坂米商人との米先物取引、決済関係の文書がある。幕末期には清左衛門、新右衛門の南店営業関係史料がある。

192-9 吉野郡中竜門地区散在文書

作成者名称柳村外四ケ村戸長役場、中竜門村役場ほか
作成者の歴史
史料の内容と構造

194-1 吉野郡土倉家文書

作成者名称
作成者の歴史
史料の内容と構造この史料群は吉野郡川上村大滝土倉家に伝来したもの。天理図書館編『土倉家文書目録』(昭和43刊)参照。土倉庄三郎宛名士書翰類は貴重書として整理されている(請求記号289-イ215)。

194-2 吉野郡井戸村井上家文書

作成者名称井上家(次郎右衛門、治兵衛、次郎右衛門、治右衛門(松屋治右衛門)、治郎作、治平)、平野屋清左衛門、魚屋清左衛門、木屋又左衛門、枝川屋(新左衛門、重次郎、助次郎)ほか。
作成者の歴史
史料の内容と構造井上家における村役就任あるいは営業活動などの史料の蓄積理由によって、5つの部分に分けることができる。1)宝永-正徳期を中心とした訴訟関係村役文書(治兵衛・次郎右衛門)。2)江戸末期から明治初期にかけての村役文書(年寄次右衛門・治平)。3)井上家家政文書。4)文化-文政期を中心とした材木商松屋治右衛門文書。5)枝川屋関係文書(兵庫県高砂市関係文書)。 主題としては、宝永正徳期を中心とした訴訟文書、文化文政期を中心とした下伐山売買、大坂材木問屋・和歌山材木問屋関係文書など。

195-1 吉野郡黒滝郷散在文書

作成者名称
作成者の歴史
史料の内容と構造中戸村文書を中心に天理図書館で集成した史料群。

196-2 吉野郡坂巻村西垣家文書

作成者名称西垣家(新左衛門[北曽木屋]、西垣新一郎)
作成者の歴史
史料の内容と構造近世前期より明治期にいたる山林売買・譲渡文書が中心をなす。その譲渡に至るまでの権利の移動を示す証文と一括りにされている場合が多い。文化文政期に坂巻村庄屋を勤めた新左衛門関係、また天保‐嘉永頃に百姓代・庄屋を勤めた新左衛門関係など、それぞれの村役文書も含まれている。

198-5 吉野郡十津川郷小川村(旭村)岡家文書

作成者名称岡家(文蔵、鎌二郎、恒吉ほか)
作成者の歴史
史料の内容と構造明治初期の岡文蔵、鎌二郎文書及び明治前期、中期の岡恒吉(常吉)文書よりなる。鎌二郎については、明治7年から10年の間に副戸長、什長年番をつとめたので、その関係文書が多い。岡恒吉については、明治中期を中心に、和歌山県新宮町材木商人との材木売買関係文書が存する。十津川郷小川村は明治8年(1875)11月30日に旭村と改称。

198-6 吉野郡十津川郷開産金関係文書

作成者名称十津川為替方、十津川開産方、十津川開産係、十津川産業組合理事、吉野郡役所
作成者の歴史
史料の内容と構造

199-2 吉野郡下北山寺垣内村北家文書

作成者名称北家(栄蔵[栄造]、栄助ほか)。新伊平治、新吉太郎、伊豆村友吉、伊豆村為吉
作成者の歴史
史料の内容と構造北栄蔵、栄助文書の多くは、新宮町等の材木商に向けた材木筏流しの関係書類。村関係文書としては、明治十年代の惣代伊豆村友吉、新伊平治や、二、三十年代の惣代伊豆村為吉、新吉太郎らの作製文書が含まれている。
ページの先頭へ