天理図書館
蔵書数約150万冊の やまとのふみくら

< 戻る
ホーム ホーム > 展覧会 > 開館記念展  > 小泉八雲 ラフカディオ・ハーン

展覧会

開館記念展  

小泉八雲 ラフカディオ・ハーン

開館記念展
開館88周年記念展
  • 会期:2018年10月19日〜11月11日
  • 時間:午前9時〜午後3時30分
  • 会場:天理図書館 2階展示室
  • 【 講演会 】 平成30年10月20日(土) 午後2時から 小泉凡氏 (小泉八雲記念館館長)「小泉八雲-開かれた精神の航跡を辿る-」
天理ギャラリー展
第164回展
  • 会期:2018年5月13日〜6月10日
  • 時間:午前9時30分~午後5時30分
  • 会場:天理ギャラリー(東京天理教館9F)
  • 担当:図書館

 天理図書館開館88周年記念展として「小泉八雲ラフカディオ・ハーン」展を開催いたします。ギリシャ生まれのアイルランド人ラフカディオ・ハーンは、明治時代の半ばに来日し、帰化して「小泉八雲」となり、日本の優れた自然や風物、文化、また「耳なし芳一」「雪女」「ろくろ首」などの怪談や伝説を、魅力あふれる文章で広く世界に伝えました。本展は、ハーンの自筆草稿・書簡ならびに著作類を、P. D.パーキンス旧蔵書を含む天理図書館の所蔵資料から精選し公開するもので、ハーンを主題に据えるのは当館では初めての試みです。展示はその生涯に沿って行い、アメリカ時代に健筆を振るった新聞をはじめ、初版本やそれらの自筆草稿、交友や創作に関わる書簡、写真類、また東京帝国大学の講義覚帳、ちりめん本として刊行された日本お伽噺の英訳本など、さまざまなハーンの著作を取り扱います。「明治150年」の本年、明治の日本を生きたハーンの資料を通して、作品の多様性や奥深さ、そこに見え隠れする人生、思想、さらには「心のやさしい清潔な性格のよく現れた」と評されるハーンの筆跡をも味わっていただければ幸いです。

出品目録

  1 『ラフカディオ・ハーンの初版本カタログ付 小伝』 1933
  2 「夢魔の感触」零葉 自筆草稿
  3 B.H. チェンバレン宛書簡[1894年8月17日付]
  4 『シンシナティ・エンクワイアラー』
                1873年5月1日-8月31日号

  5 E. フリーマン宛書簡 1876年4月24日付
  6 T. ヴィカーズ宛書簡[1877年11月-1878年6月頃]
  7 「サン・マロ」『ハーパーズ・ウィークリー』1883
  8 「ニューオーリンズ万国博覧会」
           『ハーパーズ・ウィークリー』1885

  9 T. ゴーチェ著 L. ハーン訳
    『クレオパトラの一夜とその他幻想物語集』

 10 『異邦文学残葉』1884
 11 『ニューオーリンズ周辺の歴史スケッチと案内』1885
 12 『ゴンボ・ゼーブ』1885
 13 『クレオール料理』1885
 14 『中国霊異談』1887
 15 『チータ』1889
 16 『ユーマ』1890
 17 『仏領西インド諸島の二年間』1890
 18 H. スペンサー著『第一原理』1860-1862 6巻
 19 B.H. チェンバレン訳『古事記』[1882]
 20 P.ローウェル著『極東の魂』1888
 21 「日本への冬の旅」
    『ハーパーズ・ニュー・マンスリー・マガジン』1890

 22 M.C. マクドナルド宛書簡 1900年1月21日付
 23 西田千太郎宛書簡[1896年5月17日付]
 24 『知られぬ日本の面影』1894 2巻
 25 W.B. メイソン宛書簡 1892年9月25日付
 26 小豆澤八三郎宛書簡[1894年1月13日付]
 27 B.H. チェンバレン宛書簡 1894年3月4日付
 28 『東の国から』1895
 29 『神戸クロニクル論説集』 [1913]
 30 O. エドワーズ著『居留地の詩』1899
 31 『心』1896
 32 L. ハーン宛B.H.チェンバレン書簡 1895年12月7日付
 33 外山正一宛書簡[1896年4月5日付]
 34 外山正一宛書簡 1896年6月10日付
 35 外山正一宛書簡(講義報告書)1896年12月24日付
 36 上田敏宛書簡 1897年6月30日付
 37 [東京帝国大学における講義覚帳]自筆
 38 『仏の畑の落穂』c1897
 39-1 『異国風物と回顧』1898
    2 「富士の山」零葉 自筆草稿
    3 「永遠の憑きもの」零葉 自筆草稿
 40-1 『霊の日本』1899
    2 「破片」零葉 自筆草稿
 41-1 『影』1900
    2 「ゴシックの恐怖」零葉 自筆草稿
 42-1 『日本雑記』1901
    2 「破られた約束」零葉集 自筆草稿
 43-1 『骨董』1902
    2 「餓鬼」零葉 自筆草稿
 44-1 『怪談』1904
    2 「ろくろ首」零葉 自筆草稿
 45 小泉セツ宛書簡[1904年]8月21日付
 46 S. ブランディ宛書簡1904年9月5日付
 47 「蛍」句稿三句 自筆
 48 『日本-ひとつの解明』1904
 49 『天の河綺譚 その他』1905
 50 [山上憶良「古日を恋ひし歌」反歌考紙片]自筆
 51 『猫を描いた少年』明治31年8月10日
 52 『蜘蛛』明治32年4月10日
 53 『団子をなくしたお婆さん』明治35年6月1日
 54 『ちんちん小袴』明治36年3月15日
 55 『若返りの泉』大正11年12月10日

<b>『シンシナティ・エンクワイアラー』</b> 1873年5月1日-8月31日号
『シンシナティ・エンクワイアラー』 1873年5月1日-8月31日号

<b>B.H. チェンバレン宛書簡</b> 1894年3月4日付
B.H. チェンバレン宛書簡 1894年3月4日付

<b>『怪談』</b> 1904
『怪談』 1904

<b>ろくろ首」零葉 自筆草稿</b>
ろくろ首」零葉 自筆草稿

<b>小泉セツ宛書簡</b> [1904年]8月21日付
小泉セツ宛書簡 [1904年]8月21日付

<b>『猫を描いた少年』</b> 明治31年8月10日
『猫を描いた少年』 明治31年8月10日

ページの先頭へ