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展覧会

天理ギャラリー展  

ベストセラー作家誕生 -ディケンズ初版本の世界-

開館記念展
開館82周年記念展
  • 会期:2012年10月19日〜11月4日
  • 時間:午前9時〜午後3時30分
  • 会場:天理図書館 2階展示室
天理ギャラリー展
第149回展
  • 会期:2013年5月12日〜6月9日
  • 時間:午前9時30分~午後5時30分 (会期中無休・入場無料)
  • 会場:天理ギャラリー(東京天理教館9F)
  • 担当:図書館
  • 講演会 平成25年5月25日(土)14時から 樺山紘一氏 (印刷博物館館長)ディケンズとデュマ-もうひとつの二都物語-」

 『オリヴァー・トゥイスト』、『クリスマス・キャロル』、『二都物語』をはじめ、数多くの小説で知られるイギリスの大作家チャールズ・ディケンズは、1812 年2月7日、ポーツマス近郊に生まれました。本年(2012年) は、生誕200 年の記念すべき年にあたります。本館は、ディケンズの作品を、その初版本を中心に数多く収集してきて、日本国内では有数のコレクションを形成いたしております。ディケンズは、月刊分冊という出版形式によって、各冊が数万部という出版部数を誇るベストセラー作家になりました。  また、ディケンズの作品は、文章だけでなく、クルックシャンク、シーモア、フィズことハブロー・ブラウンといった当時の人気挿絵画家とのコラボによって、視覚的にも楽しい読み物となっています。ディケンズ生誕200 年という格好の機会に、彼の作品群を一堂に展覧に供したいと存じます。ディケンズが生き生きと描いた、19 世紀イギリスの大衆社会の雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。

【出品書目】

  1. 『ボズのスケッチ集』 1836-37 年
  2. 『ピクウィック・クラブ』 1836-37 年
  3. 『オリヴァー・トゥイスト』 1837-39 年
  4. 『ジョウゼフ・グリマルディ回想録』 1838 年
  5. 『ニコラス・ニクルビー』 1838-39 年
  6. 『骨董屋』 1840-41 年
  7. 『バーナビー・ラッジ』 1841 年
  8. 『アメリカ紀行』 1842 年
  9. 『マーティン・チャズルウィット』 1843-44 年
 10. 『クリスマス・キャロル』 1843 年
 11. 『イタリア紀行』 1846 年
 12. 『ドンビー父子』 1846-48 年
 13. 『デイヴィッド・コパフィールド』 1849-50 年
 14. 『荒涼館』 1852-53 年
 15. 『ハード・タイムズ』 1854 年
 16. 『リトル・ドリット』 1855-57 年
 17. 『二都物語』 1859 年
 18. 『大いなる遺産』 1861 年
 19. 『無商旅人』 1861 年
 20. 『互いの友』 1864-65 年
 21. 『ドクター・マリゴールドの処方箋』 1865 年
 22. 『信号手』 1866 年
 23. 『ジョージ・シルヴァーマンの弁明』 1868 年
 24. 『エドウィン・ドルードの謎』 1870 年

チャールズ・ディケンズ肖像
チャールズ・ディケンズ肖像

『ピクウィック・クラブ』表紙
『ピクウィック・クラブ』表紙

『ピクウィック・クラブ』より 人気者サム・ウェラー登場
『ピクウィック・クラブ』より 人気者サム・ウェラー登場

『オリヴァー・トゥイスト』より 粥を求めるオリヴァー
『オリヴァー・トゥイスト』より 粥を求めるオリヴァー

『クリスマス・キャロル』より標題紙 挿絵「フェジウィグ家のクリスマス」
『クリスマス・キャロル』より標題紙 挿絵「フェジウィグ家のクリスマス」

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