天理図書館開館80周年記念特別展 ―新収稀覯本を中心に―


  

 天理図書館は、今年10月18日に開館80周年を迎えました。この期を記念し、新たに重要文化財に指定された『伊勢集』をはじめ、近年蒐集した和・漢・洋の稀覯書を厳選し、特別展を開催することにいたしました。
 今回の展示は、平成13年に催した「天理図書館貴重書展―近三十年の蒐集から―」に次ぐものであります。第一級資料である著者自筆の原稿、日記、書簡等の自筆資料、人の手によって写し伝えられた書写資料、文字や絵を版木に彫り、あるいは木や金属の活字を植字するなどして摺刷された印刷資料、本館創設の意義をもって館蔵書の中核をなす綿屋文庫に大別して出陳いたしました。
 新収資料のさまざまな姿をご覧頂き、先人が築き遺した書物文化の意味を身近に感じていただくとともに、本館の活動へのご理解を賜れば幸いです。

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会 期 : 平成22年10月19日(火) ~ 11月7日(日)

時 間 : 午前9時 ~ 午後3時30分
会 場 : 天理図書館 2階展示室
パンフレット (PDF 2.3M)

★ 記念講演会 ★ 
・入場無料・
   平成22年10月23日(土) 14時より 於:2階講堂
      島津忠夫 氏 (大阪大学名誉教授) 「綿屋文庫と連歌」
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会 期 : 平成23年5月15日(日) ~ 6月12日(日)
時 間 : 午前9時30分 ~ 午後5時30分  *会期中無休・入場無料*
会 場 : 天理ギャラリー(東京天理教館9F)


【 講演会 】 平成23年5月28日(土) 14時から  ・入場無料・
          浅野秀剛 氏 (大和文華館館長)
           「十七世紀の挿絵本の絵師について」

   新たに重要文化財指定の『僻案抄』を特別出品致します


出 品 目 録         
  • 日本書紀神代巻二種(宣賢・梵舜各筆)
  • 伊勢集(新重文指定)
  • 枕草子(天正十一年本)
  • 曽我物語(国籍類書)
  • 三部抄(紹巴筆)
  • 扇の草子(奈良絵本)
  • 日本国郡分界図(馬琴所持本)
  • 兼見卿記(自筆)
  • 水滸伝発揮略評・水滸伝国字評第六則(馬琴自筆
  • 婆心秘稿 一(草稿・大槻玄沢自筆)
  • 湯河原疎開写生日記(三村竹清自筆)
  • 濹東綺譚 朝日新聞原稿
  • 好色一代男 荒砥屋版(付川崎版)
  • 一目玉鉾(早印本)
  • 二世一炊庵門四季発句摺物帖
  • 役者手かゞみ
  • 龍の宮津子
  • 葵氏艶譜
  • 鸞 鳳 帖
  • いろはたん歌(黒本)
  • 四季豊年蔵(青本)
  • 雪華図説・続雪華図説
  • 聚分韻略(天文八年版)
  • 医方大成論(古活字本)
  • 新編方輿勝覧(宋版)
  • 遼 史(明版)
  • 詩人玉屑(明版)
  • 増註太平恵民和剤局方(朝鮮甲辰字版)
  • エウクレイデス『幾何学原論』(インキュナブラ)
  • ヴェサリウス『人体の構造について』
  • マルチレス『精神修養の提要』(きりしたん版)
  • イエズス会『1577 年日本通信』 , 外4 点
  • ダッドレー『日本図』
  • ドドネウス『草木誌』
  • パスカル『算術三角形論』
  • チェンバース『百科事典』
  • ボーデ『ウラノグラフィア』
  • ブロートン『北太平洋探検航海記』
  • ダンテ『著作集』
  • 初学用捨抄(紹巴筆)
  • 一順再返之連歌書(各自筆)
  • 藻 塩 草(古活字本)
  • 賦人何連歌百韻(信藝等出座)
  • 賦唐何連歌百韻(宗順等出座)
  • 小倉千句第五賦下何連歌(宗因自筆)
  • 向栄庵記(宗因自筆)
  • 清水千句
  • いつも正月
  • 俳諧たれか家
  • 誹諧白眼 わたち第二
  • 千世の古道
  • 俳諧くやみ草
  • 連歌・俳諧師短冊帖(各自筆)
  • 幻住庵記(芭蕉自筆)
  • 取 句 法(蕪村自筆)
  • 蕪村書簡(自筆)
  • 遠江の記草稿(蝶夢自筆)